Kota

ヒッチコック/トリュフォーのKotaのレビュー・感想・評価

3.3
”映画の面白さは物語の構成にかかっている。たとえどんな小さな物語でも、世界中の観客を感動させることができる。それが映画監督の誇りだ。”

アルフレッド・ヒッチコックの本を書いたフランソワ・トリュフォーについて、現代の大御所監督10人が語り合うオタクによるオタク映画。

とにかくもう製作側の人じゃないとついていけない程それぞれの監督が語る語る。一流料理人達が材料だの調理法だのについて語り合っている感じで、いや食べると美味しいのは分かるけどそこまで気にしてないよ…って気分になる(笑)。個人的に大好きなウェス・アンダーソンやリチャード・リンクレイターが話しているのは嬉しいし、ヒッチコックやトリュフォーの作品ももっと観てみようと思う。

とりあえず”めまい”と“サイコ”だけは観ておかないと修学旅行休んだ翌日の教室ばりにこいつら何話してるんだってなるので注意(笑)。
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