「それは愛なのか、復讐なのか。」
世界的ファッションデザイナー、トム・フォードがオースティン・ライトによる小説『ミステリ原稿』を脚色した、監督第2作めとなるヒューマンサスペンス。アマプラ見放題終了間近にて鑑賞。
生活に空虚さを覚えるアートギャラリーオーナーを務めるスーザンのもとに、小説家志望だった元夫エドワードから原稿が届く。その衝撃的な内容に、彼女は心を揺さぶられていく。
うーん!大人な映画だ。。( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) ✧さすがファッション業界の重鎮が撮っただけあり、磨き抜かれているなぁ…というのが率直な感想。キャスト陣のファッションやメイクは勿論のこと、インテリアや美術品、照明や構図、色彩感覚に至るまで、センスの塊のよう。
物語は、元夫が書き上げた小説世界が映像となり、スーザンの実生活と交錯しながら展開していきます。小説の中の主人公・トニーを演じているのもエドワード役のジェイクなので、混乱するかも。
虚構を生きたい男と、現実を生きたい女。
エドワードから贈られた原稿の真意は、罪の意識からの「解放」および「赦し」なのかな…と私は解釈しましたが、ラストは観た人によって異なる印象を持つはず。個人的に本作の余韻は、なかなか沁み入るものがありました( ˘-˘ )
オープニングのインパクトが衝撃的すぎるw