煙

ビッグ・ガンの煙のレビュー・感想・評価

ビッグ・ガン(1972年製作の映画)
3.8
赤いコート、赤い車、赤い花、赤い血(絵の具っぽい)、赤い浴槽、赤いカーテン、赤い棚、赤い絨毯、ビールのラベルの赤、赤いキャップ、赤信号、赤いネクタイ、「照明を赤くしろ」、赤ワイン、赤いソファ、赤い警告灯、赤茶色の教会のベンチ、赤いビートル、金魚の赤、クレーンの赤いバケット、等々等々。アラン・ドロンはほとんど赤を身につけない。赤い花やラベルに赤が入っているビールを持つくらいか。冒頭は青白っぽいケーキ、夜の繁華街。サンドラ役カルラ・グラヴィーナはペディキュアを塗っている印象。ワゴン車が川に転がり落ちるのは迫力なかった。終盤、実家に帰ってからは白。教会の結婚式のシークエンスは素晴らしかった。階段いい感じ。電車も良き。電車から飛び出た死体がガコンガコン。監督: ドゥッチオ・テッサリ、撮影:シルヴァーノ・イッポリティ。
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