ダンディー

尚衣院 サンイウォンのダンディーのネタバレレビュー・内容・結末

尚衣院 サンイウォン(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年、194本目(ドラマ除く)。

朝鮮時代を題材にしたドラマは数多く見てきて、
王様とか世子とかの服は、
金色とか銀色とかの刺繍がすごい入ってるし、
めちゃくちゃ豪華な服なぁとかは思ってたけど、
衣服を作る部署についてスポットを当てている
ドラマや映画は、
この映画が初めてやった。

よくよく考えれば、
衣服を作る部署があるのは当然のことなのに、
そこにスポットを当てている映画に出会わなくても、
特に不思議に感じたことがなかった。
でも、これはもっとスポットを当てるべきやな。

正直、王妃さえいなければ、
こんな悲劇は起こらなかったんじゃないかと
思ってしまった。
もちろんそれでは映画が成り立たない訳やけど、
王妃さえいなければ、
ドルソクとゴンジンは、
良き友情をはぐくみ、
良き師弟関係を育んでいくことができたと思う。

ゴンジンが王妃に、
「王様だけでなく全ての男がひざまずくような、
誰よりも美しい衣裳を作ってみせる」
と言って、宴の席に間に合わせて、
世の中で一番美しい衣裳を作り上げる。

確かに美しかった。
ドルソクが作った側室の衣裳をとは
比べ物にならないくらい美しかったと思う。
でも正直、えっ?そんなに美しいかな?
っていうのが感想だった。
なんやろか。パク・シネが似合ってなかったのか?
パク・シネはめっちゃ可愛いし、
私はパク・シネが嫌いとかでは全然ないんやけど。
なんか、本来は衣裳が着ている人の持つ美しさを
より一層際立たせるということなんだろうけど、
そうだとしたら、
パク・シネの綺麗さが際立ってなかったように思う。
まぁ、あくまでも個人的な意見やけど。

ということで、内容的には非常に興味深くて、
ストーリーもなかなか面白かったように思うけど、
朝鮮一の衣裳の美しさについて疑問だったので、
評価は少し下がってしまう結果になっちゃった。

出てる俳優さんは、好きな俳優さん多かった。
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