すずや

ストーンウォールのすずやのレビュー・感想・評価

ストーンウォール(2015年製作の映画)
3.8
この映画のモデルになっている"ストーンウォールの暴動"は、同性愛者の権利運動の勉強をしているとほぼ確実に登場するアメリカ初の同性愛者による暴動なので、少し前から気になっていた映画だった。
主人公やその仲間はだいぶフィクションで(おそらく記録が残ってないんだと思う)、その辺はかなり脚色されてるんだと思うけど、私が読んだハーヴェイ・ミルクの伝記であるとか、文献ではわかりようがなかった部分まで作ってあってそこは勉強になった。
それに加えて主人公の成長も作ってあったけど、本人が自分のセクシャリティに自信を持てたとしても、周りがそれを認めてくれるわけではないんだな、と思うと本当に切なくなる。1960〜70年代は本当に辛い。

ジェレミー・アーヴァインがとても好き。最近見かけてなかったのでちょっと安心した。
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