【1996年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
役所広司主演の任侠映画。ちなみにこの年1位は同じく役所広司主演『Shall We ダンス?』である。
うーん、昭和から平成、阪神淡路大震災までの一代記ではあり見応えはある。
ただどうも音楽の使い方や空間の使い方、アクションが安くてB級任侠映画観てる感覚は最後まで拭えなかった。
なんかレンタルスペースみたいなの借りて安く撮ってますみたいなシーンばっかりで画面に濃厚さがない。
役所広司と早乙女愛は頑張っていたと思うが、それをもってしても救えなかったという印象。
『仁義なき戦い』とかを観てしまうともうこのクオリティには耐えられなくなる。