シャブ極道の作品情報・感想・評価

「シャブ極道」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

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シャブをこよなく愛し、シャブで日本を幸せにすると豪語する役所広司の一代記。
冒頭からスイカにシャブを掛けて食ったり、シャブしゃぶしゃぶを食ったりとシャブグルメ映画でもあります。シャブって言い過ぎてシャブがゲシュタルト崩壊してきました。
小林

小林の感想・評価

3.6
後半からの役所広司のいかれっぷりがすごい
ただ、大枠はどこかで観たような極道ものだったので、そこまで入り込まなかった
シャブ✖︎3と言いながら、シャブシャブを食べる役所広司。 怖い。
最高に面白かった。

主人公の役所広司が「シャブは人を幸せにする」という信念のもと己もシャブに溺れながらシャブを世界に広めていくのだけれど、このシャブのところにあらゆる嗜好品を当てはめてみると、現在の社会の狂気性が見えてくる。
酒もタバコもソシャゲも本ものめり込むと身を滅ぼすのは自明で、役所広司のぶっ飛んだ狂い方、シャブという商品をとにかくひろめようとする様を見て恐怖を覚えると同時に自ずと人間の経済活動の意味の無さや悲しさを想ってしまう。そういった意味で役所広司の狂気は人間の狂気なのだ。
そしてその狂気を役所広司が見事に表現している。

かなり笑えるシーンも多くて驚く。
本田博太郎が木刀を振り回すシーンなんてあんなのどうやって思いついたんだろう。すごい。

いわゆる派閥抗争劇にはなりきらず、割とまっすぐなヤクザたちがまっすぐにシャブと対峙していく映画。 なので登場人物への好感が高い。嫌なやつ、あんまり出て来なかった。

日本が誇る映画だと思います。
しゅん

しゅんの感想・評価

3.5
昭和47年〜平成7年を舞台にシャブをシノギにしてのし上がるヤクザ真壁 逸美(役所広司)と嫁さんの夫婦一代記。

BGMや編集は90年代感が丸出しながら主人公 真壁の人物像がぶっ飛んでて◯、
それを演じる役所広司が年代の変化とともに
無邪気なシャブ極道〜ギラギラなシャブ極道〜ブチギレシャブ極道と変化していき楽しそうで良い。

真壁曰く「日本人をシャブで幸せにするぞ!」だそうなので不道徳極まりない映画だったよ。

2時間45分はちと長いなー

菅田俊、本田博太郎、南方英二と平成ヤクザ映画のお馴染みのメンバーの安定感がいい。

メモ
藤田傳、山之内幸夫も出演
成島出脚本
マツダ

マツダの感想・評価

5.0
シャブまみれ、役所広司ヤバすぎ
ヤクザ映画への偏見を吹き飛ばしてくれるはず
yanmar

yanmarの感想・評価

4.9
ドラッグムービーとしてもヤクザ映画としても最高クオリティ。役所さんの演技ヤバ過ぎでしょwww

20歳以降に観た映画の中で最も面白かったと言っても過言ではない作品でしたw
8bit

8bitの感想・評価

4.0
ここで一句、「しゃぶしゃぶに シャブを入れて、シャブしゃぶしゃぶ」

あ~んリムらないでぇ~(つД`)ノ
本当にそういうシーンがあるんですこの映画。

これは日本版「スカーフェイス」です。
酒の飲めない一介のヤクザがシャブと暴力と女で天下を目指す成り上がり物語。
いわく「人間はシャブで幸せになれるんじゃ」。
アウトォーー!!o(`ω´ )o

当時日本で初めて性描写以外の理由で成人指定を受けた映画であり、
ビデオ化の際にはタイトルの「シャブ」が問題となり、無理矢理別のタイトルでリリースされたというエピソードはあまりにも有名。

とにかく役所広司が凄まじい。
あの「Shall we ダンス?」と同じ年に出演したとは思えない狂気的演技は本当に怖い。

全編シャブ打ちまくり!
前述のシャブしゃぶしゃぶはもちろんのこと、スイカにもシャブをかけて喰う!
シャブ入りローションを愛人に塗りたくってキメセク!
舎弟の遺骨をポリポリ食い始める(口の中血まみれ)!etc.

さしずめ「Shall we シャブ?」といったところか。

2時間40分強もの長尺を飽きさせることのないこの存在感。
日本を代表する映画俳優になる直前の、ギラつくようなパワフルな演技は必見です。
その辺のヤクザ映画とは、ちょっと違う。
舞台は、昭和48年の大阪~阪神大震災時の神戸。

シャブを愛し、シャブこそが人々に幸福をもたらすと真剣に信じている極道、真壁。
酒が大の苦手で、ビールひと口でゲーゲー吐きまくる。
「俺はシャブしかやらへん。酒は体に毒やからなぁ~ハハハ」

スイカにシャブをふりかけて美味そうにパクつき、しゃぶしゃぶにシャブをふりかけて「シャブしゃぶしゃぶ」とか、小学生レベルのギャグを実践するのだ。

夢は「自らの体内で、メタンフェタミン(シャブの成分)を生成すること」。
100年後には、シャブで世界平和をもたらした男として、歴史の教科書に名を刻む存在と自負している。

夜逃げをかました前組長に代わって後を継ぎ、シャブのシノギで組を立て直していくが、やることなすことムチャクチャで手がつけられなくなり、組員からも見放されていく。

「なんでやねん…なんでワシを一人にすんねん…!」

組も子分も捨て、ひとり我が道を行く真壁。
そしてついに、撃たれた傷口から…!
(←この辺になると、観てる方もさすがに付き合えなくなる(笑))

「ワシの行く道は神の道や。誰も止められへんねん…!」
しゃぶしゃぶシャブ。
終わり方よかった。

最高峰の「なんでやねん」
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