ちぃ

20センチュリー・ウーマンのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

★4.3 1979年。シングルマザーのドロシアにはジェイミーという息子がいたが思春期のため自分とは距離をとろうとするのでルームシェアしている写真家のアビーとジェイミーの幼なじみのジュリーに彼を導いてあげてとお願いをする。ドロシアの家にはもう一人同居人がいて彼の名はウィリアム。
みんなそれぞれ年齢も違えば育ってきた環境も違い、考え方も違うが、それぞれがそれぞれに寄り添いジェイミーは成長していく。
見始めてすぐに好きな感じの映画だなと思った。フランシス・ハのグレタ・カーヴィグ。彼女やっぱり好き。この映画のエルファニングは嫌みじゃなくていい。登場人物がそれぞれ生き生きしていて手探りながらも手を取り合って生きている感じが好きだ。とっても寛容なお母さんも大好きだし子供は大変でわからないことだらけだけど愛していて、でも一人で育てるのってやっぱり大変…自分の将来はどうなるのかなと思ってみたり。1979年ってカルチャー的にもとっても興味深い。そして人は誰かを愛して生きていくのだなと。
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