KuboKei

20センチュリー・ウーマンのKuboKeiのネタバレレビュー・内容・結末

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高でした。
今年見た映画の中で一番良かったです。見ている間に大きな感動や突き動かされる何か、みたいなのはなかったのですが始終色んな種類の愛が溢れていて、見ている間中嬉しい気持ちでいっぱいでした。1979年の夏、私は生まれてすらなかったけど、いつでもその時代の政治や音楽や価値観等様々なものに私たちは影響されて育っていくということが1979年のアメリカ、サンタバーバラを舞台に描かれていて、その中で様々な愛(人に関するものだけではなく、音楽に熱中する姿や、いつも身につけられている左右のシルバーバングルにも愛を感じた)を感じ、考え、変化していく人々を見て、人生だあ、と思いました。
映像も音楽も本当に素晴らしいんだけど、何より私は劇中ファッションがとても好きでした。
年齢を重ねて若者の好みが分からなくなっても、努力して自分なりに解釈して楽しむ直向きさとか、感動しました。年齢を重ねる事は悪い事ではないなと思える作品。また見たい。
とても好きな映画だったのでパンフレットを購入しました。写真もとても良いです!
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