1979年のサンタバーバラを舞台に、15歳の少年ジェイミーとシングルマザーのドロシア、そして彼らを取り巻く人々の特別な夏を描いた。
思春期の息子ジェイミーの教育に悩むシングルマザーのドロシアは、ルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに「複雑な時代を生きるのは難しい。ジェイミーを助けてやってほしい」と頼む。
とても話題の作品すぎて期待しすぎた感。
ネタバレを読むと、女性のオーガニズムやフェミニストを学ぶことは、ジェイミーなりの母親のことを理解するためだった、と書いてあったけど、映画を観ててそういうことだとは理解できなかった。(思春期だから性に興味あるのかと思った)
そして物語の終盤で母親と息子は和解するのだが、ナレーションで5人それぞれの未来を話したあとに、ジェイミーは自分の息子に母親のことをうまく説明できないままでいる、と言っていた。母親とは絆が結ばれたはずなのに、頭ではどういう母親だったか整理できてないってこと？関係良好じゃないの？
母親と息子にもっとフォーカスを当てたストーリーかと思いきや、ある一定の距離感が保たれていて、その距離感が良いみたいな感じなのね。個々のキャラクターの個性がハッキリ出てるのはいいけど、そのキャラの生活や将来まで細かく描かれすぎていて、別にそこまであんたらの話に興味ないでした。あとどこまでも母親と息子にくっついてくるのもちょっと。
そして基本的に母親、息子、幼馴染ジェイミー、写真家アビー、修理屋ウィリアムの5人だけなので、ちょっと閉鎖されてる感ね。
ジェイミーとジュリーは結局、セックスっていうか性のせいで、距離ができてしまったようなもんじゃん。結局男は性の興味には勝てずしたいだけ。
男女に友情は成立しないことがこの映画でも証明されましたね。
なんだかんだ愚痴ばっかりなレビュー。
アビー役のグレタが痩せてた。
ダイエットしたのかな。
