ミーミミ

20センチュリー・ウーマンのミーミミのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.9
子供が産まれた時、産院で「赤ん坊に贈る言葉をなにか考えてください」と言われた。
それで考えたのがこれ。
『さぁ!楽しいことが沢山待ってるよ。思う存分遊ぼうね』

今でも贈るとしたら、その言葉にするかな。



この映画はそんな事や、あんな事、わかんないけど、いろんな感情を思い出させてくれた。

それでわからないなりに一番はっきりしたのは、このお母さんの気持ちに寄り添えない私が居たこと

一番近い境遇なのに抗う自分がいた

近すぎてダメってあるんだね

リアルなところからは眼を背けるために

見ていたいものを見よう!

ということで

一番の収穫はエル・ファニング!

最高だよ!エル・ファニング!

こんな子が幼なじみだと!エル・ファニング!

梯子を登るよエル・ファニング!


ところで…

学ぶということは、生きてるいろんな価値観に触れることってのは理解した

他者が居るから、育っていくんだろうなって

母親も最高に遠い他者であるべきなのかも知れないな、とも

でもやはり、抗いたくなる映画だったな
ミーミミ

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