ほぼ同じ時期に公開された「スウィート17モンスター」と何となく混同していた。
そして、あらすじを読んで勝手にイメージしてた。
母親と息子の自立ドラマを。
まあ、母親と息子のドラマには違いないが、イメージとは随分違ってたな。
もちろん、「スウィート17モンスター」とはまるっきり違う😊
この映画は、「ウーマン」ではなく、
「women」なのがミソ。
アネット・ベニングかすっかり老けたお顔でシングルマザーを演じている。
ひとり息子のジェイミーとうまくいかなくなってきている。
お母さんのところには下宿人かいて、ご近所の女子高生ジュリーもいる。
彼女らの今までの人生がアメリカの20世紀の歴史とともに、本人のナレーションで語られる。
その生き方が横軸になり、母親と息子の関係のドラマの縦軸とともに展開していくのだが、、、
正直、最後まで、とちらを主眼に観たらいいのかが分からなかった。
母の日常も、あの美しかったアネットが老いをさらけ出して演じていることにはすごいと思ったが、やはりここはアメリカ。
我が国の母の姿とは違うのて、共感はちょっとしにくかったな。
それに幼馴染のジュリー。年下のジェイミーのベットに入ってきて、彼とのセックスなとを打ち明ける。
そして、「あなたとはやらない関係のままいましょ。」って。
それはないっしょ!(・_・;
年下の男にとっては飼い殺しだよ。罰ゲームだよ。
演じているエル・ファニングが可愛くて、魅力的なだけに余計そう思っちゃうよね。
なんてことも気になって、いいシーンもあるし、語り口の良さも随所にあるのに、全体としては、もやっとした印象しか残らなかったなあ、