2002年 アメリカ カリフォルニア州サクラメント、ある少女の高校最後の1年間の物語ｰｰｰ
第75回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門で作品賞と主演女優賞を受賞
閉鎖的な片田舎での生活と都会への憧れ、典型的なクリスチャン高校、女子社会にありがちな友情の不安定さ、周りが見えなくなる幼い恋、そして親との衝突
青春を通過した人なら誰でも一つは経験したであろう、あの頃のほろ苦くもキラキラしていた思い出がつまった作品
主観性と客観性の2つの側面から描かれているので、｢あぁ…！めっちゃわかる…！｣とレディ・バードにひたすら共感したり、逆に(今冷静になって思い返すと、あの頃の自分…土に埋めたい…)となったり
10代の女の子をそのまま等身大で切り取られたまさに青春そのもの
過去を思い返して後悔することはあるけれど、それでもあの頃はそれが正しいと思っていたし、あの頃があったからこそ今の人生がある
過ぎ去った青春を大事に抱え直して明日からも頑張ろうと思わせてくれる素敵な作品でした
(『君の名前で僕を呼んで』でもお馴染みのティモシー・シャラメくん、今回も存在感たっぷりの演技を魅せてくれるのでティミーファンの皆様ぜひ…)
