ゆき

レディ・バードのゆきのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.1
戦争以外でも悲劇は起きる

片田舎で過ごす女子高校生の揺れ動く毎日を描く。

総じてくすぐったい。
「生きている証明が欲しい」と今を認めず違いを欲する彼女は自らを「レディ・バード」と呼び本名を嫌う。
現状維持ってつまらなく見えるけどとっても難しいんだよ、本当は。
みずみずしく他人に左右される学生生活に愛らしさが止まらなかった。
真っ向から母と喧嘩して自分のことしか頭にない毎日は素晴らしい経験だと思う。そのまま進んではならないけど。
若さを支える海のように深い懐の大人たちに近づいていかなきゃな〜。
とても好きな作品。
ゆき

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