★やりたいこと、周りに期待される行動、そして現実とのギャップに葛藤する高校生のあるあるが詰まった映画★
なかなか、インパクトのある作品でした。
周りが恋をしはじめ、
恐る恐るその世界に飛び込んで戸惑ったり、
他の家族と自分の家族を比べて劣等感を覚えたり、
大学進学前の自分が何者でもない感覚に葛藤する。
そんな高校時代の色んな気持ちを、主人公"レディバード"ことクリスティンが大げさに表現してくれます。
もっと上手くやりなよ…と思いつつ、不器用に自分の感情を表現するレディバードが愛おしい。
きっと、親の立場から見ると心が痛い、
大人になってから見ると昔を思い出す、
同年代の子が見ると共感できる、
そんな映画です。
ティモシーシャラメは本作でも光っています。好きな人には是非見てほしいです。