ぞみ

レディ・バードのぞみのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
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A24!!きてるな!!

ダニーとの甘〜い、甘酸っぱいラブラブなシーンでは、もぉぉぉ!ともだもだしてしまった!なんとなく、不穏な方向へ向かうだろうと思っていたら、まさかの方向へ……お次のボーイフレンド・カイルは、気怠げ不思議ボーイ!(めっちゃかっこいいよティモシー・シャラメ!)

……とここまで誤魔化してきたけど……ふぅ、重たかった〜……自分の住んでいる家が、街共々閉塞的すぎて、コンプレックス。家族との不和、もどかしさ、病気、進路、今後の人生、金銭的な現実。「上」な友だちについ張ってしまう見栄、嘘や隠し事、お母さんのこと嫌いだ、うるさいって思うのに、嫌われたくない。失望されたくない。ぜ〜〜んぶ、あるある……はぁぁ、苦しいよ〜この、誤魔化し誤魔化し生きている感じ、その中でも楽しく生きようと、家族にとらわれない自分の人生を生きようと、必死になって空回りしてしまうこの感じ。危うさ。ううう、分かるよ、つらいよな。ラスト、涙がにじみました……。

良いことがあってうきうきした気持ちで帰宅したときに、家族によってその気分が台無しにされることほど、嫌なものはないよね……
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