おにくちゃん

レディ・バードのおにくちゃんのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.9
感慨深い映画だった。

当然主人公はレディバードなのだがジェンダーや年齢、人種、宗教
また貧富の差を問わず色々な立場での苦悩が感じられて良かった。

特に母親の苦悩は役者の表情も含め
説明してないのに伝わるものが大きく伝わるものが大きかった。

人の性格は変える事が出来る。
でも変わらない部分もある。
それは見栄だったりプライドだったり羞恥の基準であったり。

「名前」から来る人格形成に影響を与える部分に関しても納得出来た。

傑作。