実はなかなかヘビーなテーマを、なんともコミカルに表現している珍品と言える作品ですよね。
兄弟との殴り合いのシーンは絶妙な面白さ、とにかくボコボコですから。それぞれエモノが決まってて、“剥製”に“長い板”そして「鋳鉄ナベはやめろ!」には笑かされました。鋳鉄じゃなくてもダメでしょ!(>_<)
兄弟五人ともブサイクでイかれた感じに作り込まれてましたが、やはりマッツ・ミケルセンはさすがに“北欧の至宝”と言われるだけあって、奇天烈な役を違和感なく完璧に演じてました。カッチョいい役しか演じない人はホンモノとは呼べませんからね。