仁烏

残酷で異常の仁烏のネタバレレビュー・内容・結末

残酷で異常(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

世にも奇妙な物語のスペシャルを見ているような感じ。
死後、奇妙な場所に行き、殺しの瞬間を追体験することになる。
過去を変えようとするが、自らの過去を変えようとすると巻き戻され、結果は同じになる。
その世界から脱出するために主人公が取った行動は…。
というループ物の定番に、関わった人の中に入り込み、心情を理解していくというのが加わったもので、こんなに時間をかけて映画にする必要があるのかは疑問。
ただ、自殺が重罪である考え方や、内容が何であれ相手を先に死なせてしまった方が悪であったり、愛という名目のもと行われるモラハラ等々、罪に関する意識を問われるものが散りばめられていて、ふむふむと思いながら見た。
途中、進展が遅いなぁと感じる部分もあったが、面白かった。
なぜモニター越しなのか、準備とは何なのか、この世界の本当の狙いは?うーん…わからん。
とりあえず、ホラーだと思って見たのでちょっとガッカリした。
仁烏

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