仁烏

胸騒ぎの仁烏のネタバレレビュー・内容・結末

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ見たことを後悔するくらいの胸糞ヒューマンホラー映画と聞いて楽しみに行った。
結論から言うと、胸糞映画だけど過去一とか見なきゃよかったという程ではない。

胸糞の理由としては何の罪もない子どもが犠牲になるところ。
そこまでではないという理由は、最悪の事態を回避するチャンスがいくらでもあったこと。
むしろ夜中の監視が無いあたり、わざとチャンスを作られている気もする。
それが最後のセリフに繋がってるのかな。

不愉快な点はかなり多いが、監禁されているわけでも、直接危害を加えられるわけでもなく、ただ何となく違和感がある状態が続く不安。
「おかしいよ!逃げよう!」と言うと、もしかしたら自分の方が悪者になるのではないか。
そこまで親しくなく距離のある関係だからこそ思ってしまう不思議。
誰でも自分は正しくて良く思われたいから。

夫婦がなぜそのような行動をしているのか、きっかけの描写があると良かったけど、それがあると胸糞感は減るんだろうな。

気まずシーンあり。
仁烏

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