shikoku

ブルーに生まれついてのshikokuのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

才能をクスリで食い潰すトランペット奏者の努力と愚かさの話

全体を通して展開という展開がない映画だが
淡い白を基調とした映像が渋くて、飽き感なく観れた

ピザ屋で日雇の演奏したり、自分でリハビリを続けたりと
才能だけじゃなくて根性もあるんだなと感心
また、バードランド演奏のために自ら営業をかけたり、まさに音楽が原動力

故に、破滅的な衝動を伴わないと奏でられない音色を求めて、チェックベイカーは再びクスリに手を出すのね

演奏中に顔を撫でる仕草で全てを悟り、結婚指輪をプロデューサーに託して会場を後にする恋人の表情が切なすぎた...

哀愁漂うイーサンホークってみたことあるようでなかったから新鮮だった
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