チェットベイカーは、ラッパも吹けて歌も唄えるイケメンジャズマンなイメージしかなかったけど、こんなにどん底人生を歩んでいたなんて。。
どん底からの再生物語はとても見応えがあって、劇中演奏もとても胸を打たれるものがあった。
イーサンホークはチェットベイカーには見えなかったけど、彼が実際に劇中でトランペット吹いてると知ってびっくり。普通に上手かった。
何よりもこの作品の肝はラスト5分。
この5分はあの「セッション」なんかよりも濃密で、色んな感情が胸に刺さり打ちのめされた。
マイルスがめちゃくちゃマイルスで笑ってしまった。
今作とハシゴで「マイルスアヘッド」も観たい。