
1895年。日清戦争後の下関条約により、台湾が日本に割譲された。北白川義久親王率いる近衛師団が澳底に上陸し、台湾占領の準備を進める一方で、台湾では丘逢甲らが「台湾民主国」を建国する。台湾民主国の唐景崧総統により義勇軍の統領を任命された苗栗の客家人 呉湯興は、姜紹祖、徐驤らとともに近衛師団による南部侵攻に乗り出す。 そんな呉湯興を支えるのが、妻の黄賢妹。かつて盗賊にさらわれ、周囲から身の潔白に疑いの目を向けられた彼女を、ただ一人信じて結婚した湯興との間には深い絆があった。戦争が激化する中、義勇軍は地の利を生かしたゲリラ戦で近衛師団を苦しめるも、やがて食糧や武器の不足、清朝側の支援の途絶によって次第に追い詰められていく。



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