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ミモザの島に消えた母のbopapaのレビュー・感想・評価

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)
3.4
2018年 52本目

フランス映画苦手なんだけどね〜、これはかなり好きな展開。出てる女優さんが妹さんも元妻も恋人も娘さんも家政婦さんの若い頃もみーんなお綺麗です。ミステリーとしても若い頃に亡くなった母の謎が少しずつ紐解かれていき、楽しめる秀作。


フランスのベン・アフレックみたいな感じの主人公ですが、この男がセラピー受けてるのに改善しないわ、旅行中に無理な追い越しして事故るわ、母の謎を追いかけ過ぎて仕事疎かになるわと、なかなかの駄目野郎ぷりを発揮してますが、周りの支える女性達が皆優しいので救われてますよね。

あと、物語の重要な鍵を握る島、ノワールムティエ島へと渡る道路が「干潮の時にだけ渡れる道路」らしく、実際に4.5kmの道路は満潮になると海の中に沈むらしい。むちゃくちゃだなフランス。

30年も前の謎にいきなり固執しまくる展開には多少の強引さは感じましたが、その先の描かれ方が丁寧でしたので、最後まで本当に面白く観る事が出来ました。
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