このレビューはネタバレを含みます
【2017.01.05.THU】
ジャック役の
ジェイコブ・トレンブレイの
演技力に脱帽。
前半の「部屋」のシーンは
圧迫感があって苦しかった。
「部屋」からジャックが
脱走を試みるシーンは
ハラハラして凄く長く感じた。
救出されてからのジェイの気持ち、
「助かった!やった!幸せ!」
とはならないリアリティがよかった。
ジャックを直視できない
お父さんの気持ちもわからなくない。
ひとりの犯罪者が多くの人の人生を
めちゃくちゃにしてしまう…
だけどジャックにとっては
「部屋」にいた時の方が
ママを近くに感じられていた…
母親という存在の大きさですね。
そういう繊細な感情を
丁寧に描いていて素敵な映画でした。
だけど苦しくてもう1回は
観られないかもしれないなぁ…