ジェイコブ君みたさ。(再鑑賞)
以前に一度見ていたが、ジョン・F・ドノヴァンの映画以来、ジェイコブ君の熱演が頭から離れずにもう一度手に取っていた。
かなり、唸る。
ジェイコブ・トレンブレイという、俳優はとんでもない。
今作品は、ブリー・ラーソンが、見事にアカデミー主演女優賞を受賞しオスカー女優となったが個人的には彼に、授与すべきではなかっただろうか。
当時、9歳であったものの驚くべき演技力と、セリフに対する表情や抑揚といったものがもう完全に出来上がっていた。
これは決して、子役であるから大目に見ている訳では無い。1人前であった。
また、、ストーリーに関してだがかなりシリアスなものになっていて、事件後のマスゴミや警察との連携までかなりリアルに描かれているものに感じた。
何度も繰り返すようだが、立ち直るためには、時間が必要であるということもジェイコブ君および、ブリーの演技でひしひしと伝わってきた。
親子の愛と、現実社会の厳しさそして、家族に対する甘えやそれに伴う意見の相違と感情のぶつかり合い。
脱走後の、ジャックが透き通る瞳で見た青空が忘れられない。
印象深く心に刻まれた。