泣いた…
しこたま泣いた……
こんな理不尽かつ悍しい状況下で、人間性を失わなかったジョイちゃんママの強さときたら……
いや、強いとか優しい賢いとかそんな単純な言葉ではとても言い表せないけどさ。
だって、こんなに若いのに!
ジャックがまた瑞々しいいい子でね。
とてもルーツなんてどうでもよくなる。
ああしんどい……
けどさ、受け入れられないグランパもまたリアルなんだよ。
ジョイもジャックも何ひとつ悪くなんてないのだけど、生理的にどうしようもないってのもね、なんとなくわかる。
きっと誰よりも彼女の幸せを願っていたんだろうな。
レオは他人だから良かったんだ。
これも言葉では上手く表現できないけど、血縁じゃないからこそどこかで責任がなくて、だからこそ適切な優しさを持てる関係というのはたしかにある。
最後、もといた部屋を見ることでの、彼らの成長にただただむせび泣いた。
あんなに小さな部屋がすべてだったなんてね。
そんな事実を過去にできたことに嗚咽よ。
どうか彼らに光あれ。
たださ、これが実話を元にしてて、事件概要をざっくり知っただけでも悲惨すぎてもうほんとにどうすればいいのかわからない。