ぴのした

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのぴのしたのレビュー・感想・評価

3.9
今日4本映画見たけど今日イチ良かった。「動物モノ×歌モノ×実話モノ」です。ズルイよ。そりゃいいに決まってるよ。

ヤク中から抜け出そうとするミュージシャンの男が出会ったのは1匹の野良猫、ボブ。肩にボブを乗せて路上ライブをすると瞬く間に人気者に。ようやく路上生活やヤク中から抜け出せるようになるのだが…。

まずとにかくボブがかわいい。演技も上手いし表情豊かだし、役者猫かと思いきや、なんとボブ本人(本猫?)だというから驚き。

そんで主人公の歌うギター弾き語りがまた素晴らしいんだわ。カントリーな感じで。

ストーリーは単純なんだけど、家族との角質を解消したり、周りの人との関わりで自信を取り戻したりと、緩急がついて最後まで飽きない。

「わたしはダニエルブレイク」みたいに悲惨な終わり方をしないで済むのも良い。世の中映画の中でくらいハッピーエンドであるべきだ。