福井康之

ボブという名の猫 幸せのハイタッチの福井康之のレビュー・感想・評価

3.8
実話に基づく物語

「次に泥棒に入るときは静かにやるといい。」

ジャンキーでホームレスなジェームズの絵に描いたようなドン底人生がボブによって劇的に変わる。

「大勢を見てきたけど、彼にはこれが最後のチャンスに思える。」

ていうか、それ以前にヴァルの存在があってこそだよね。更生すると信じてくれた彼女がいたからボブにも会えたわけだし。

「人生はクソの嵐の連続…そんな感じ?」

人ってのは幸せになったらなったで、妬み嫉みに苛まれる面倒な生き物だね。

「ボブのおかげで別の人生もあるって気付いた。」

麻薬中毒が猫中毒になる映画だよ。

「僕は幸運なことに、支えてくれる存在に恵まれました。」

ジャンキーやなくてニャンキーだよ。
福井康之

福井康之