2016/12/11
音痴にも関わらず人気を博した米国のソプラノ歌手、フローレンスフォスタージェンキンスを描く。彼女のことは本作を観るまで全く知らなかった。実際に彼女の歌を聴いてみたが酷かった笑。
本作はとても温かい愛に溢れていて、思い出すだけで胸がキュンとする。あんな風に甘やかされたら駄目になってしまいそうだけど、夫や伴奏者のコズメに愛されるマダムが羨ましくて仕方なかった。きっとマダムの人柄が彼らをそうさせたのだろうと思う。籠の中の小鳥じゃないけど、彼女を守ってあげたくなる気持ちがわかるような気がする。
一番のお気に入りのシーンはマダムとコズエが一緒にピアノを弾くところ。キュンが止まらなかったよ。好きな人いないけど好きな人がいたらアレやりたくないですか？笑
何もやらないよりはやったほうがいいってことをマダムが証明してくれたので、何事も悩む前にやろうと思えた。
