このレビューはネタバレを含みます
2016/12/11
ファンタビ!やっと観ることができた。先日はハリポタの新刊『ハリーポッターと呪いの子』を読み、そしてファンタビ。こうして再びハリポタの世界に入ることができてハリポタファンとしては嬉しくて仕方ない。幸せの極み。ハリポタの世界に触れる度にこのシリーズを愛していることを実感するなあ。
ハリポタシリーズ未読未見の人も十分楽しめる内容となっていたが、脚本がJKローリングなので原作ファンへのファンサービス的な内容も多い印象。今回主人公のニュートスキャマンダーは原作ではホグワーツ魔法魔術学校で使用される教科書『幻の動物とその生息地』の著者として名前だけの登場(因みに彼の孫はルーナラブグッドの夫)だが、本作では彼の面白いストーリーが生き生きと描かれていた。以前何かでJKローリングが「ハリポタシリーズに登場する全てのキャラクターそれぞれのストーリーが私の頭の中にはある」と語っていたので、どんどん本作のようにそれぞれのキャラクターのストーリーを出し惜しみせずに披露して欲しいと思った。
グリンデルバルドやニフラー、ダンブルドアやレストレンジ家など馴染みのあるキャラクターや馴染みのある呪文が出てくるので思わずニヤっとしてしまう。屋敷しもべ妖精やゴブリンの登場も嬉しい。NYにも居るんだなって。今回のでゴブリンの狡賢いイメージが更に強くなったね。
ニュートの退学エピソードはハグリッドのそれと重なるものがある。そうしてダンブルドアはいつだってダンブルドアなんだなって思うと嬉しかった。
退学して何年も経ってるのに八ッフルパフのマフラー使ってるニュートが愛おしい。今までハッフルパフで爆発的に人気のあるキャラっていなかったと思うので、本作で八ッフルパフの人気は鰻のぼりだろうな。
ハリポタシリーズにジョニーデップが出演する日が来るなんて思わなかった。あんなに少しの出演なのに存在感がありすぎて笑う。
きっと私はいつまでもシリーズのファンであり続けるだろうし、JKローリングと同じ時代に生きていることを誇りに思う。こんなにいつまでも好きでいられる世界観と作品に出会えたことは感謝してもしきれない。またシリーズ全巻を読み返したくなった。どっぷりハリポタの世界に浸かりたい。