ブルックリンのマンションの一室を巡った老人と不動産の物語
ニューヨークの街、部屋の内装、登場人物の身なりや話し方、全てがファッショナブルで見ていてとても気持ちが良い。
大きな事件が起きる訳ではないけど、マンションの売買を通して人間関係や人の一生を見ることが出来ました。
衣食住と言われるように、人が快適にいきていく上で欠かせない住居。人が歳を取り、家族の形態が変わっていけば、それに合わせて住居に求められるものは変わっていく。住居と向き合うことは人生と向き合うことと近しいのだと改めて感じました。
ただ、不動産・建築に携わっていた身としては、仲介に入っていた姪のリリーが奔走していたのにあのような結果になってしまい、感情移入から少し悲しくなりました笑