如何にか参勤交代を終え、ワイワイしてる中に湯長谷に一揆が起こったとの情報が入る。
幕府が湯長谷藩に入る前に事態終息してなきゃ、
お取り潰しになってしまう。
寝るな、止まるな、ただただ走れ!で
湯長谷に到着。
しかし結果は間に合わず、城は柳生忍者に乗っ取られ、妻子は捕らえられ、湯長谷の生命線である
田畑が荒らされていた。
全ては徳川吉宗の日光社参により、恩赦を受け戻って来た松平信祝の差し金。
前作で田舎侍に一矢報いられた遺恨は、凄まじい。
前作では参勤交代が軸であったけど、
今作は湯長谷藩が軸。
時代劇ならではの、勧善懲悪である作品だけど、
キャラクター一人一人にキチンと焦点を充ててあり良い。
ただ笑える、面白いだけでなく、キャラクターの背景を描いてあるからこその面白さであると思う。
個人的に大岡越後の十手投げ笑った。
この作品の時代劇に対するオマージュが好きだ。