えみ

チリの闘いのえみのレビュー・感想・評価

チリの闘い(1978年製作の映画)
3.7
1日で第一部から第三部まで一気に鑑賞。
チリの歴史について全然予備知識が無かったせいで、内容はかなり難しく感じたが、チリの労働者の知性と行動力、パワフルさに圧倒された。
そして全体主義の恐ろしさ。
社会主義の一般的な是非は置いておくとして、アジェンダ大統領は労働者の本当に厚い信頼を受けていて、それを決して裏切らない、すごい人だったんだろうと思った。第二部のラストは思わず涙が出そうになった。

チリの歴史的背景をちょっと勉強し直したら、1ポイントくらい評価が上がりそうな予感。

どうでもいいけどデモの前を横切る放し飼いの犬がちょこちょこ映るのがなんか唯一の癒し要素で可愛かったです。
えみ

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