寂々兵

暗殺の寂々兵のレビュー・感想・評価

暗殺(2015年製作の映画)
2.9
『10人の泥棒たち』もそうだが長い。せっかく面白い題材の活劇なのに余計なキャラと余計な要素をぶち込んで猥雑にして140分って勘弁してくれ。韓国人キャストの日本語が酷いのはまあ仕方ないんだが、なぜ「満子」と発音しにくい名前を選んでしまったのか。シリアスな場面で「みちゅこ、みちゅこ」って笑うわ。というわけでとても退屈で1週間くらいかけてダラダラ見たんだが、終盤のウェディングドレスを身にまとったチョン・ジヒョンが半ば狂乱状態でレッグホルスターから抜いたピストルを乱射するシーンは最高だった。無論ドレスは血に染まる。この監督結局センスがあるのかないのかまるで分からん。そして京城にデカデカとそびえる三越百貨店。『台北ストーリー』に富士フィルム、『暗殺』に三越百貨店である。
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