このレビューはネタバレを含みます
序盤からずっと続く娘との記憶が分かりやすく伏線であると主張しつつ理解できずに若干の不快感を持って物語が進んでいきます。
メッセージの題名の通り宇宙船に乗ってきた宇宙人とコミュニケーションをとり宇宙人の「メッセージ」を理解するという内容です。
終盤に物語の伏線がぱっと解かれてからは物語が気持ち良く進むと同時に今まで引っ張られてた伏線が大きな感情の波となって押し寄せてきました。家族と愛、その確実性のような物の美しさを感じました。
言語とは武器であり言語は思考の形成にもなっているという見方が物事を考えさせられました。面白い角度からのSFで今回もまた映画自体の仕掛けが良かったかのように思います。