いざ異星からの飛行物体が襲来したら、地球人はどうするか。おそらく攻撃でも降伏でもなく、まずは対話を試みるだろう。
大抵のSF作品では相手が地球語を習得していたり翻訳機を用意してくれたりするのだが、本作ではそんな都合の良い設定はない。
異星人(?)との意思疎通に主眼を置いた作品は初めてだったので新鮮。
異星人が発する音声を巧みに表現した音響がまた素晴らしい。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの作品ってデザインとか映像美はピカイチだけど、笑いの要素を極力排してるから全体的にどんよりしてるイメージ。そのせいか、キャラクターに愛着が湧きにくい。
色々とツッコミどころが多い展開だけど、きっと頭の良い理系の人たちが監修してるだろうから気にしないことにする！
エイミー・アダムスもジェレミー・レナーも一つ前に観た『アメリカン・ハッスル』に出てたから何か不思議な感じ。エイミー・アダムスは善人顔だから詐欺師より言語学者のほうが似合う。
