「彼らにとって時は流れるものではない」
"おぉ…"の口の形のまま、エンドロールを過ごしました。
エイリアンという単語には「外国の」「異質の」とかって意味もありますが、この作品では宇宙人だけでなく、世界にいる異国の人々と時間をもエイリアンとして扱い、人の一生との折り合いのつけ方を描いているように感じましたね。
エイリアンへの姿勢って、人間はいつも懐疑的で攻撃的ですけど、そんな者とちゃんと向き合い、そして受け入れるということ。
SFなのにヒューマンというか。不思議な映画でした。
謎をたくさん散りばめて散りばめて、物語のど真ん中で思いっきり繋ぐ。
これにはやられました。笑
でもそれですげー!って単純に思ってたら、最後にでかい謎をズドーン、と。うまいなあ。
ブレードランナーもすっごく楽しみです。
見事な問いかけを残したラストも好きでした。