宇宙人との遭遇に対して、言語科学の観点からアプローチするというのがなかなか斬新。
宇宙船こと「ばかうけ」の中に入って、コミュニケーションを図る前半部は非常に楽しめました。
ただ中盤以降が全然ダメ。
主人公の文系女が勝手に解釈した「武器」という宇宙人のメッセージに対して、色めき立つ世界。それで国連で宇宙人とのコンタクト失敗と宣言されるとかwww
ばかうけの中に爆弾仕掛けるにしても。どう見てもせいぜいTNT火薬数トン程度で、ばかうけを破壊できますかね？
かなり疑問が残ります。
しかも中国の武力介入に追従して、全世界が武力介入を始めるとかwww
え？皆さん中国共産党員か何かなのでしょうか？？？
後半のスピリチュアル系の話で、ああ、これはSFじゃなくて、意識高い系が見る系統の作品なのだと理解。
SFだと期待してみると痛い目を見ると思います。
