いつもちょっとヒネくれた映画レビューを書く人たちがこぞって絶賛していたので(笑)へぇ〜と思って何も知らず鑑賞。結果、超最高&大傑作！ピクサーの中でも断トツNo.1で好き！泣き過ぎ注意報！
かつてクレヨンしんちゃん映画が子供は笑えて大人は泣けると評判だったが、まさにリメンバーミーは、大人に響く映画だ。
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死後の世界に迷い込んでしまった少年ミゲル。その世界が驚くほど美しい色彩で鳥肌が立つ。死後と現世を繋ぐマリーゴールドの架け橋は特に圧巻。そもそもメキシコという国が凄く魅力的で、行ってみたいなと思った。なによりも死についてとてもポジティブなのが良い。
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昔、おじいちゃんが亡くなったばかりの時、おばあちゃんの畑仕事を初めて手伝った日を思い出した。おばあちゃんは、おじいちゃんとの馴れ初めを嬉しそうに話していた。おばあちゃんが死んだら、そのエピソードを経験した人は誰もいなくなる。もっといえばいつかおじいちゃんのことを知ってる人がいなくなる。『リメンバーミー』というタイトルは、まさにそんな私たちを生かしてくれた家族、先人たちへの敬意が込められている。死ぬことより、忘れられることの方が切なく悲しいのだ。
原題は『COCO』でそれはミゲルのひいおばあちゃんの名前だが、ラストでそのタイトルの意味にズドンとくる！(というか号泣)原題のほうが好きかもしれない。どんな形にせよ、家族を持つ意味はここにあるのかもしれない。
