ハマボーイ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のハマボーイのレビュー・感想・評価

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内容を読まずに、全体的な雰囲気がタイプで雑誌を購入することがある。
本作はまさにそれ。
こんなサブカル雑誌があったら絶対買う。
内容なんて言葉が分からず理解できなくてもずっと眺めてられる。
レアセドゥの彫刻のような裸体
ティモシーの情けない色男っぷり
くたびれたビル•マーレイ
どタイプのシュールなイラスト
白黒ページもカラーページも
飛び出す絵本のように緻密に配置された人々も
ページを何度もめくっては見返し眺めるという感覚でいうと劇場で見るのに向いてない作品のようにも思う(劇場で見た)
見返すと好きな章が変わる不思議。
今はシモーヌとモーゼスの純愛にキュンキュンしている。

しかし、ウェス•アンダーソンの新作を見るたびに、毎度ロイヤルテネンバウムスを見返してしまう。
ハマボーイ

ハマボーイ