何故、劇場で観なかったのだろうと…鑑賞後にものすごく後悔してしまった。
これは大きなスクリーンで映像美を楽しみたかったなぁ〜!
何気なく知人に勧められて、TSUTAYAでレンタルしてみて、どっぷりはまってしまった(笑)
まず、脚本が素晴らしかった!!!
メキシコが舞台で、ある夫婦の人生が走馬灯のように紹介されていく。
父親・母親と幼き少女ココの3人。
ある日、父親がミュージシャン活動に専念する為に、2人を残して家を出て行く。
その瞬間から【音楽】に対して敵視するようになった母親はシングルマザーとしてココを育てながら靴職人として生きていくことに…。
長い年月が経ち、たくさんの家族が増え、孫の代まで家業は受け継がれていく。
【音楽に関係するものに携わってはいけない】という家族内の決まりごとも一緒に…。
現実世界に実際に行われている「死者の日」には家族の繋がりを忘れない人々の想いが刻まれていて、心が温かくなった。
素晴らしい文化だと思うし、今作では【家族】を大きなテーマとしている為、たくさんの登場人物や、愛くるしいキャラクターがたくさんでてきた。
物語の終盤で主人公ミゲルに関係するある人物の真相を知った時は、より楽しく面白くなった!
そして、何度か不意に泣かされてしまったシーンがあって、そこも含めて感動した。
死者の国の映像美には圧倒されてしまって、思わず開いた口が塞がらない状態(笑)
「リメンバー・ミー」の楽曲も耳に残る♪
死者の世界では「現世の人の思い出や記憶から自分自身が忘れさられると、2度目の死が訪れる。」
その後はどこに向かうかも不明。
…なんとも心に響くも、悲しくなる…。
印象的な台詞が多かった。
まだ観てない人は是非、観て欲しい!
総合的にはやっぱり脚本が本当に素晴らしかった!
(*´∀`*)