片腕マシンボーイ

オケ老人!の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

オケ老人!(2016年製作の映画)
3.6
ジジイやババアも可愛かったけども……やっぱり結菜ちゃんやなぁ!ラストの結菜ちゃんのアングリ顔よ!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ

学校の先生が音楽したくて地元の有名なオケ〝梅ヶ丘フィルハーモニー〟に入団希望出したらばあっさり採用、やったー!つって、いざ練習場の公民館行ってみたらば……現れたのはジジババばかりのポンコツオーケストラ!くぅ……〝梅ヶ丘交響楽団〟?間違えたぁ!って話

主演の杏には「にくいねMITSUBISHI!」くらいの印象しかないマシンボーイやからば、本作観たんはもちろん結菜ちゃん目当てだってばよ!ぺろぺろ
結菜ちゃんの役どころは杏が働く学校の生徒であり、杏が参加する梅ヶ丘交響楽団のコンマス笹野さんの孫でしてね、こんなジジババばかりのポンコツ楽団でいつまでも燻ってはおられんばい!つって逃げ出そうとする杏を笹野ジジイと共謀してハニートラップにかけようとする、聡明で優しくてめちゃキュートな女の子なのであります!ぺろぺろ
そうね、そのハニートラップのシーンってば笹野さんのボケ老人演技に結菜ちゃんが思わず笑ってしまっていたんをマシンボーイは見逃さなかったよね!あれは間違いなく演技ではなくてうっかり笑顔よ!くぅ……か!わ!ゆ!い!ぺろぺろ!

あとね、笹野さんの梅ヶ丘交響楽団の元メンバーでありながら、メンバーの半数を引き抜き完全実力主義の梅ヶ丘フィルハーモニーを立ち上げた光石研がライバルとして登場するんやけどもね!
こいつがまぢ嫌な奴やし、笹野さんとめちゃ犬猿の仲やからばね、くぅ……こいつは梅ヶ丘交響楽団が梅ヶ丘フィルハーモニーをコテンパンにするんを是非観てみてぇぞぉ!なるも、いやいや……超スパルタな梅ヶ丘フィルハーモニーに対して、もはや活動の半分は飲み会なジジババのお遊び楽団、そもそも勝負になりすらしねぇぞぉ……
しかし!そこにある助っ人が現れるのであります!それは……光石研の息子、萩原利久くん!なんと利久くんはピアノにバイオリン、管楽器までこなすスーパー音楽エリートでして、ジジババ達に音楽の楽しさを再発見させるのであります!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ…………

そうね、気づきましたか?萩原利久くんは光石研の息子なのに何故敵である梅ヶ丘交響楽団に手を貸すのか?それは……なんと利久くんは結菜ちゃんと御付き合いをしているのであります!ぐぬぬぬぬぅ〜…….、「アイネクライネナハトムジーク」では祐里ちゃんと、「恐怖人形」ではこさかなちゃんと、良い感じやった利久くん……本作では結菜ちゃんと、ぐふぅぅぅ!
でもな、祐里ちゃんやこさかなちゃんの時も利久くんはめちゃ真面目な好青年イメージで結局はマシンボーイも、くぅ……利久くんなら仕方ない!ってキッパリ諦めたもんやが、本作の利久くんもめちゃ爽やかで真面目で可愛らしいからば、結局は、くぅ……利久くんなら仕方ない!結菜ちゃんの事をよろしく頼んだ!なってしまったんよ……
まぢ「オー・マイ・ゼット!」で利久くんがイカレポンチのクズ演じていた印象悪すぎて、多分この男の子一生嫌いやわぁ!なった気持ちどこいったんや?悔しい!

だからな、マシンボーイは本作観ていても、杏が同僚の坂口先生に恋するんはまぢ鼻ホジるしかリアクション出来んかったが、結菜ちゃんと利久くんの、さながら「ロミオとジュリエット」の様な恋模様にはめちゃ気を揉んだよねぇ!光石研のせいでふたりの間に溝が出来てしまうのでわ?ってヤキモキしたよねぇ!
ちなみに梅ヶ丘交響楽団のババア達は利久くんを、カラヤンに似ている、カラヤンに似ている、言うて可愛がっていたが……利久くんはカラヤンには似てない!ゲラゲラ

まぁね、なんやかんやあって、全てが順調にま〜るく収まる感じは、「研!なんでやねん!ゲラゲラ」なったが、ハッピーエンドでマシンボーイはキュンキュンしたし、肝心のコンサートシーンもめちゃ盛り上がったから良かったよね!ぺろぺろ
だ、だいこん協奏曲にニンジンまで飛び入り?うひゃー!

しかし本作1番の驚きはエンドロールに
ん?RIKIプロ制作?嘘やろ……