FREDDY

キングコング:髑髏島の巨神のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

物語はなんてない怪獣映画。単に言えば、謎の島には巨大な生物がいて、人間vs巨大生物を迫力満点の映像で描いただけ。
だが、本作の見所は物語ではなく映像なので、単純なストーリー展開がかえって観やすさを生み、フラットな気持ちで迫力のある映像が楽しめたという印象でしたね。

映像だけではなく、髑髏島で最も獰猛な生物、スカル・クローラーや竹林に生息する巨大なクモ、バンブー・スパイダーといった他の巨大生物のデザインも面白いし、ジョン・C・ライリーが演じたハンク・マーロウ中尉のサブとはいえない感動ストーリーも良かった。
「単純に見えて単純じゃない」といったところですかね。

本作の最後に描かれた、次回作に繋がる重要なシーンからも分かるように、エンターテインメントが至る所に散りばめられた娯楽作品でした。
ですが、あくまでもこれは字幕で観た場合の感想です。

日本語吹き替えで観てしまうときっと評価は低いはず。なぜなら、主要キャラのゲスト声優、GACKTと佐々木希の台詞の棒読みが酷いですし、全く声が合っていない。GACKTに至ってはボソボソと喋っていて何を言っているのかがわからない。その点は残念でした。
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