某映画アプリでフォローさせていただいている方の高評価を参考に鑑賞いたしました。
まずなによりも、自分にとって慣れ親しんだ景色をわざわざ映画で見るっていうのは変な気分だなぁと思いました。
どの人も歪で、どうしようもない人にはどうしようもない人たち仲間が形成されるという理を外さず表現されていたのは自分にとって“この題材の映画”に興醒めしない一つのポイントだと思います。
そして悪いところもなかったのですが、前述したように私にとって“まるで日常”だったので（ドラマ性のない平凡さは誰にとっても面白くないのかもしれません）特に胸躍ることもなく映像が過ぎていったのですが、
ラストあたりは映画っぽさ（ドラマ性）が見え（※ 今までは日常をなぞるだけだった）、後には「良い映画を見たな」という気持ちが残りました。
結論: 変わった家庭で育った人には、当たり前の日常が映画になっているので、思ったように響かないのかもしれません。
