矢吹健を称える会

挑戦の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

挑戦(1939年製作の映画)
3.3
 それなりにテンポよく進む60分強の西部劇で、ジョージ・オブライエンがすっかり中年太りしてるけどまあいいじゃないかと思いながら見ていたのだが、煤煙のなかに主人公たちがすたすた歩いていくクライマックスは良い! この素っ気なさこそが小型映画の醍醐味だと思う。成り行きで主人公を手伝うことになる殺し屋のスマートな佇まいも眼福。