このレビューはネタバレを含みます
【惹かれ合うのは似ているから】
手料理に毎日ネチネチ文句を言うモラハラ旦那に耐えられず56してしまったお母様。
ついでに浮気相手も一緒に56し我が家の食卓へ。
そこからカニバリズムに目覚めたのか手作りの人肉料理をひとり息子にも毎晩食べさせるという狂った設定はとても好きです。
グロに関しては56した旦那の脇腹から五臓六腑が垂れていた描写が良かったです。
後半に少しだけ解体シーンもありましたがそこまでのインパクトは無く。
個人的にカニバル映画とグロゴアはセットだと思っているのでそこはもっと過激に長尺にして欲しいなと思いました。
ひとり息子のミツオくんがお母様の手料理を食べると性別や何歳の人の肉なのか分かっちゃう特殊能力や恋に落ちた女の子に対してついつい"どんな味なんだろう"って思っちゃうカットは好き。
絵が得意だとか爬虫類好きの設定も好み。
いびつな親子関係も♡
初恋の子とミツオくんとの共同作業(お母様を往復ラリーで刺すやつ)はもはやギャグで笑ったーww
ラスト10分くらいからかな?
そこら辺からようやく面白くなります。
フォロワーさんのレビューにもあって期待した最後の台詞は私も良いなって思いました。
だれうまな「お袋の味」が最後の台詞かと思っていたらある人物の更にもう1つ決定的な台詞が…。
2段オチと伏線回収で綺麗に着地させてのエンドロール。素敵。
すっきり終わって楽しく鑑賞できました。