このレビューはネタバレを含みます
世間では、他人任せではなく自分で選択をすることが偉いとされることが多いと思うが、そうとは言い切れない場合もある。選択肢があること自体が苦しみに繋がることがある。子どもをできるだけ優秀にできる選択肢があることが、逆に苦しい。そのときに選択を放棄し運命に未来を委ねることは悪いこととは言えないはずだ。
好きだったシーン
ジェローム(ビンセント)とアイリーンが2人で走って逃げ、捜査官から「ビンセント!」と叫ばれたジェロームが「僕は…」とアイリーンに打ち明けようとするが、アイリーンが言わなくていいとそれを止めるシーン。
気になったところ
・顔が違うのに誰にもバレないところ。これを気にするのは野暮か?
・ランニングなどしたら汗をかくし、他の様々な場面も含め自分の遺伝子を全く採取されないのは無理があるのではないか