Torichock

ゴジラvsコングのTorichockのレビュー・感想・評価

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
3.6
「ゴジラvsコング/Godzilla vs. Kong」

観終わってすぐは物語の不可解さと画面に繰り出されるインパクトに知能が弱体化していて、
「もう!なんか意味わかんない!プンスカ!」
と思っていたのだけど、お家に帰って風呂入って、筋トレして寝て、起きて洗濯し出る最中にマルちゃん正麺塩味を作って食べながら思いなおした。
僕が昨日抱いていた感情は、自分から「家系ラーメン」の店に入っておいて、味が濃くて何食べてるかわかんないとか栄養バランスを求めてるような矛盾を言ってる、そんな気がして思い直した。大体意識高い系のラーメンはそんな好きじゃないしね。

闘う理屈とかそういうがこねくり回しすぎて逆に難解になってる!とか思ったけど、それはつまり
「闘う理由なんてなんでも良い」ということの裏返しなのだと。
ノーランが作品内設定とかルールとかこねくり回した結果、「まぁ深く考えるな」と言ったのと同じように、半年後この映画の話を誰かとした時に、100%なんでゴジラとコングが闘うハメになったかなんで、誰も気にしないし覚えていないしね。
そんなこと気にして喋るやつは、この作品の小栗くんのレベルに存在感を薄めてやるぞ!!!
嫌だろ?じゃあ、その話はするな!
「47RONIN」の赤西よりかは、存在感あるからマシだろ?

そんなみみっちい話は置いておいて、ドッカンドッカンやり合え!って、それはそれで確かに潔いなって思った。
例えメカゴジくんがトランスフォーマーにしか見えないフォルムと動きをしたとしても、出したかったんだからええじゃないか。
ゴジラとコングの「ブラジルのひと、聞こえますか〜?」(黒Tさん、借りますw)合戦があったとしてもええじゃないか。

これは2021ベスト級で、映画の見方を反省する作品でした。

で、ゴジラってなんであんな口周りいじられてるの?
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