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ゴジラvsコングのsomaddesignのレビュー・感想・評価

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
5.0
ハリウッドが本気で怪獣プロレス作ってくれた!(((o(*゚▽゚*)o)))

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何度か公開延期を経てハードル上がりすぎちゃったかも。期待を超えるほど面白い訳ではなかったけど、期待通りの面白さの映画が見れただけで有難い。何より単なるモンスターパニック映画じゃなくて、人智の及ばない畏怖の念を抱く存在として怪獣を捉えてる。天才にも似た神々の戦いに人間がか弱く巻き込まれる右往左往がキモ。ユニバース通じてゴジラシリーズへのリスペクト感じられた。

人間ドラマはもうあっても無くてもどうでもよくて、ジュール・ベルヌばりの地底探検ロマンと、大迫力怪獣プロレスに大満足。

ゴジラが前作からググッと神様寄りの存在感で、超然としてるのに一瞬ニヤリとするシーンもあった(自分にはそう見えた)。一応感情とかあるんだ‼︎という驚き。昔は「シェー!」ポーズもしたことあるし、話してみると案外お茶目な奴かもしれない。クラスイチ無口な奴が、話して見るとすごい面白い人だった的な。

コングは前作より類人猿寄り。ほぼメガゴリラ🦍
あと目がいい!あんな小ちゃい子供の手話が見えるって、サイズ比で言えば人間と子ネズミくらい? 手話が理解できることより、視力の良さに驚いちゃった。

小栗旬のミステリアスな佇まい。英語がアレなので、寡黙で腹の底が見えないキャラ設定に生かしてるのが面白かった。
(つくづく渡辺謙や真田広之の英語力、その努力って凄いんだなと感心しちゃった)

編集テンポがやたらめったら早くて飽きない。バッサリいっぱい切ったせいで芹沢博士とレンの関係や、何を思ってアイツらに協力してるのか分からない。ランス・レディック演じるモナーク指揮官が唐突に出てきてビックリするし、ジェシカ・ヘンウィックとチャン・ツィイーに至っては出演シーン全カットになっちゃった。どんなシーンだったか、ソフト化の際は未公開シーン山盛りにならんかなあ……。


40本目
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